離婚家庭が増えている一方で、再婚家庭も少なくはありません。
子連れ再婚のことを、ステップファミリーと呼び、その関係性に賛否両論があがっています。
「ステップファミリーはうまくいかない」
「子どもが可哀想」
なんてネガティブな意見もありますが、新たな幸せを掴んでいる家庭があるのも事実です。
今回は、まさに今ステップファミリーとして家庭を築いている私が、ステップファミリーが幸せになる4つのポイントをご紹介します。
これは私の主観&現状の話なので、そこのところはご了承ください!
この記事が、今ステップファミリーになろうと悩んでいる方、すでに子連れ再婚しているけどうまくいっていない方の今後の参考になれば、と願っています。
ステップファミリーはうまくいかない?幸せになるための4ポイント
では早速、ステップファミリーが幸せになるための4つのポイントをご紹介していきましょう!
ポイント1 子どもとの会話を何倍にも増やす
1つ目は、子どもとの会話を何倍にも増やすこと、です。
さぁ再婚するぞとなった時、再婚相手と子どもの相性が合うかどうか、ここを気にする方が多いですよね。
それによって、再婚相手と子どもと自分、という組み合わせでお出掛けすることが増えると思います。
子どもが再婚相手に懐いて楽しんでくれている、となると安心しますよね。
しかし、そこで安心しきってはいけません。
子どもにとって、一緒にいる期間が短い再婚相手はまだ遊び相手です。
子どもは、やっぱり心から信頼している実の親との時間もほしいと考えているはず。
子連れ再婚するからこそ、子どもとの時間をたくさん持ち、会話でたくさんのコミュニケーションを取ってください。
「もうすでによく会話しているよ!」という方は、さらにもっと会話するようにしてください。
再婚相手が家庭に入ってきたとしても、「あなた(子ども)が一番大切」と伝え続けなければいけません。
間違っても「新しいお父さん(お母さん)が来たせいでお母さん(お父さん)が取られた」と思わせないように心配りをしましょう。
そして、再婚相手にも子どもと2人っきりの会話を大切にしていることを理解してもらうことが重要です。
ポイント2 家族の役割に捉われない
2つ目は、家族の役割に捉われないことです。
よく耳にするのが「今日からこの人がお父さん(お母さん)だよ」という言葉です。
子どもにとっては、急にお父さんやお母さんができる訳ですから混乱でしかありません。
さらに、無理矢理「お父さん」や「お母さん」と呼ばせる行動もよくありません。
子どもに離婚した実親の記憶がある場合、新しい「お父さん」や「お母さん」の登場は混乱と共に傷つける原因にもなりかねます。
再婚相手に親の役割を担わせるのではなく、新しい家族の一員となってもらうこと、ここを意識しましょう。
例えるなら、チームの新メンバー加入です。
再婚相手がとても良い人であることを前提に考えると、やっぱり家族は少ないより多いほうが楽しいでしょう。
〇〇家という1つのチームに、1人の一緒にいて楽しい相手が家族の一員として加入してくる、そう考えると子どもにも受け入れやすくなると思います。
「親になるんだから、子どもをきちんと叱らなければいけない!」
再婚相手がこう意気込んでいたとしたら、ちょっと危険です…
この気持ちは良いことではありますが、場合によっては、子どもにとっていい迷惑である可能性もあります。
実親が子どもとのコミュニケーションをしっかり取り、時には叱ることを担当し、再婚相手はあくまでもフォロー役、飴とムチで言えば、飴の部分を担当しましょう。
また、再婚後、2人の間に新しい子どもができたとしても、養子と実子の間に絶対に差をつけてはいけません。
再婚相手にその自信がなければ、新しい子どもは設けないほうが良いでしょう。
ちなみに、私たちは再婚後、新しい子どもは生まないと決めています。
夫には両者を愛す自信があるようですが、私が心配性なのと、今の子どもと夫の良好な関係が崩れてほしくないとの想いで、こう決めました。
そして、これを夫や夫の両親にも理解してもらっています。
いろんな選択肢があって良いと思いますが、連れ子となる子どもが1人で寂しい想いをしないように、再婚相手とよ〜く話し合いましょう!
ポイント3 大人になるまで安心しない
3つ目は、子どもが大人になるまで安心しないこと、です。
子どもが小さい頃にステップファミリーとなったお家は、比較的簡単に子どもが懐き、普通の家族として馴染むことが早いでしょう。
しかし、子どもの思春期は絶対にやってきます。
思春期をきっかけに、子どもが再婚相手に負の感情を持つ可能性もゼロではありません。
実の両親であっても親をうざく感じる時期ですから、これは致し方ありませんよね。
特に、再婚相手と子どもが異性であった場合には、関係が難しくなる可能性が高まります。
そうなった際は、実親が間に入ってコミュニケーションの架け橋を担う必要があります。
ここでも、常に子どもとのコミュニケーションを大切に、子どもが心地よい家庭を目指しましょう!
ポイント4 感謝する
そして、最後4つ目は感謝すること、です。
子連れ再婚はどんな形になったとしても、子どもや再婚相手が多くの努力をしています。
その努力に常に感謝し、言葉に表すこと、これが大切です。
子どもはもちろん、再婚相手にも「ありがとう」と感謝の気持ちを示しましょう!
感謝の言葉がないと、いくら神様のように優しい人でもストレスが溜まってきてしまいます。
ステップファミリーじゃない家族にも、同じことが言えますが、ステップファミリーはより多くの努力が必要になるからこそ、感謝の言葉をたくさん表す必要が出てくるのです。
まとめ
今回はステップファミリーが幸せになる4つのポイントをご紹介しました。
- ポイント1 子どもとの会話を何倍にも増やす
- ポイント2 家族の役割に捉われない
- ポイント3 大人になるまで安心しない
- ポイント4 感謝すること
この他にも、再婚相手と子どもとの相性がどうか、周囲の理解はあるか、などなど。
ステップファミリーがうまくいくには、普通の家族以上に乗り越えるポイントが多いです。
しかし、だからこそ、みんなで協力し合って円満な家庭を築くという目標に向かっていける部分もあります。
ステップファミリーではない普通の家族でも、不仲な家族はたくさんあります。
血の繋がりがあるとかないとか、そんなことは結局関係ないのです。
再婚相手と共に協力し合って、子どもが幸せになれる家庭を築いていってください。
この記事であなたの悩みが少しでも解決しますように…
応援しています!
コメント