夫と離婚し、子育てや家事、仕事に追われているシングルマザー。
「もう結婚や恋愛なんてしない!」と思ったものの、街中で仲良し夫婦や家族を見ると、「羨ましい…」「私もこうなりたい…」と寂しい気持ちになってしまう人もいますよね。
もう一度恋愛してみたいと考えても、子連れでうまくいくだろうか?
世間からも、シングルマザーは恋愛してはいけないと思われがちです。
しかし、シングルマザーの人もきちんと恋愛の心構えを持っていれば、自分も子どもも今以上の幸せを掴むことができます!
今回はシングルマザーの恋愛心得5選!
再婚して円満家庭を築けている私が、シングルマザーの恋愛がうまくいくにはどうすればいいのか、経験を踏まえてご紹介していきます。
シングルマザーの恋愛心得1 子どもを第一に!
まず、1つ目の心得は、子どもを第一にするということです。
これはもう当たり前すぎる心得ですね。
常に子どもとの時間や気持ちを優先し、その傍らで恋愛をするというイメージです。
自分の恋愛パターンを把握する
漠然と子どもを第一にと考えるだけでなく、自分のこれまでの恋愛パターンを把握して恋愛することも大切です。
例えば、男性に依存しやすい女性は、いくら子どもを第一にと意識しても、交際がスタートすると彼氏に引っ張られてしまいがちです。
また、いつもダメな男性を好きになってしまう女性は、その交際で子どもが危険な目に遭いかねません。
今までの恋愛がダメダメだったと自覚のある女性は、自分の恋愛パターンを見直し、危ない橋を渡っていると感じたら、すぐにその恋愛を終われるように肝に銘じておきましょう。
独身の時の恋愛とは違う、ここはきちんと自覚しましょう。
彼氏も「子どもを第一に」してくれるか
また、自分だけでなく相手の男性も子どもを第一にしてくれるかが重要なポイントです。
例えば、相手の男性が「子どもだけじゃなくて俺も優先して」なんて言う人間なら、悲惨な未来しか見えません。
子どもを第一にしたい気持ちを尊重してくれる男性は、その他の気持ちも尊重してくれる可能性が高く、良いお付き合いができる可能性が高いです。
シングルマザーの恋愛はやっぱり子どもを第一に大切にすること、これが重要な心得と言えます!
シングルマザーの恋愛心得2 自分の気持ちにも素直に
2つ目の心得は、自分の気持ちにも素直になることです。
子どもを第一にと前述しましたが、それに加えて自分の気持ちも大切です。
例えば、シングルマザーで好きな人ができたとして「きっとうちの子は私が恋愛するなんて嫌がるはずだ」と自分の気持ちに蓋をしてしまう、はなから「シングルマザーの恋愛は悪だ」と決めつけ、恋愛したい気持ちを封じ込んでいる、などです。
子どもの意見を聞かずして、勝手に子どものためにと自分の気持ちを押し殺すのは、私はかえって子どもに失礼だと思います。
時には、自分の気持ちに素直になって、みんなが幸せになる恋愛を見つければ良いのです。
信頼できる人に相談することも大切
さらに言うと、自分の気持ちを親やきょうだい、友人など信頼できる人に打ち明け、恋愛の手助けをしてもらうと良いでしょう。
シングルマザーはとにかく時間がありません。
時間がないのに、無理して恋愛すると、子どもの生活に支障をきたしてしまいます。
もし信頼できる人が理解してくれるなら、子どもが寝た後に留守番してもらう、たまの休日に子どもを預かってもらう、など協力してもらいましょう。
子どもの状況を見て問題なさそうなら、月1回数時間くらいのデートに出かけても大丈夫です。
年齢にもよりますが、決してデートの度に1人で留守番させるなどないように、気をつけましょう。
幼い子どもはもっての外ですが、中学生くらいの子どもにとってもやっぱり寂しい時間になってしまいますからね。
シングルマザーの恋愛心得3 遊びなら遊び、真剣なら真剣に
3つ目は、遊びなら遊び、真剣なら真剣に交際することです。
ちなみに、ここで言う、遊びの恋愛というのは結婚など将来のことは一切考えていない恋愛のことです。
情緒不安定になる恋愛はしない
私としては、シングルマザーの人に遊びの恋愛はあまりお勧めしません。
遊びの恋愛は傷つく可能性が高いからです。
しかし、遊びでもきちんと割り切って恋愛できる人もいるでしょうから、人によってはそれでも良いかもしれません。
ただ、情緒が不安定になる恋愛は絶対にやめたほうがいいと思います。
情緒不安定になる恋愛は、独身の女性にも良くないことが、シングルマザーだからこそ、絶対にやめるべきだと強く考えます。
それは、子どもは母親の情緒にとても敏感だから!
理由はわからなかったとしても、子どもはお母さんの様子が何かおかしいくらい、すぐに感じ取ってしまいます。
それが連動して子どもの情緒も不安定にし、将来の性格にも繋がりかねません。
相手の男性と喧嘩することがあったとしても、お互いに冷静にじっくり話し合える、そんな恋愛が望ましいですね。
彼氏と共通認識があるか
また、遊びなのか真剣な交際なのか、その認識が彼氏と共通であるか、という部分も確認しておくべきです。
将来は結婚する前提で付き合っているのか、はたまたそんなこと何にも考えていないのか…
独身の時の恋愛は、付き合って将来を考えるという流れが多いと思いますが、シングルマザーの恋愛では、最初からはっきりさせておいたほうが後々スムーズに進みます。
次にも紹介しますが、結婚するなら子どもと会わせるタイミングについて考えないといけないですし、始めから結婚の覚悟を持って付き合ってくれる人のほうが誠実な場合が多いからです。
告白した、告白された時から、将来のことについて進んで話しておきましょう。
シングルマザーの恋愛心得4 子どもに紹介は関係が深まってから
4つ目の心得は、子どもに紹介するのは関係が深まってから、という点です。
すぐに子どもを紹介しない
シングルマザーの人は前述した通り、時間がありません。
そのため、いきなり子どもも一緒にデートに連れて行く、ということもあるかもしれません。
協力してくれる人がいなかったら仕方ないことですが、私はできる限り、相手との関係が深まってから会わせることを勧めます。
子どもと彼氏の相性が合うか心配だから、と交際スタートしてすぐに会わせる人もいますが、そもそも自分と彼氏の相性が合うかどうかも大切です。
よく聞くのは、子どもは彼氏にとても懐いたのに、最終的に母親とその彼氏が別れてしまい、子どもが悲しい目にあうという話です。
これでは、子どもが可哀想ですよね。
逆パターンもありますが、これは親が別れを選択すればいい話で、子どもの傷つきは少ないでしょう。
まずはしっかり、自分と彼氏の価値観や思い描く将来像、理想の家族像などを擦り合わせましょう。
そして、彼氏のことを子どもと会わせていい人間なのか、家族になっても大丈夫な人間なのかをしっかり見極めましょう。
もしも自分の見極めだけでは不安だ、という人は友人に紹介してもいいかもしれません。
厳しい目で確認してもらってください。
紹介は自然に
彼なら大丈夫、良い関係を築いていける、そう確信したら子どもに紹介してみましょう。
その時、決して「ママの大切な人なの」という紹介はしてはいけません。
まぁそんな人はなかなかいないと思いますが(笑)
紹介は自然に、を心がけます。
例えば、彼氏1人を会わせるのではなく、別の友人も一緒に、複数人の中に紛れさせて会わせるなどです。
改まった形を取ると、子どもも察して本当のリアクションを取りにくいでしょうし、身構えてかえってギクシャクする可能性もあります。
また、すでに母親と親しげな彼氏を見て、母親を取られた感覚を覚える子どもも出てくるかもしれません。
ここは慎重に、そして自然に紹介しましょう。
また後日、私の経験談も執筆したいと思います。
良ければ参考にしてください。
シングルマザーの恋愛心得5 子どもの気持ちにきちんと寄り添う
そして最後の心得5つ目、子どもの気持ちにきちんと寄り添うこと、です。
1つ目の子どもを第一に、とちょっと似ていますが、これは子どもの気持ちをしっかり聞くところがポイントです。
もし恋愛をスタートさせ、順調に交際が続いていたら、さりげなく、家族が増えることをどう思うか聞いてみてください。
例えば、「うちにママだけじゃなくてパパもいたらもっと楽しいかな?」という感じで。
友だち家族の話題があがった際に、聞くのも良いかもしれません。
もうすでに子どもに男性を紹介していたら、「〇〇さんって面白いね」や「〇〇さんが▲▲のチケット余ってるって言ってたよ、一緒に行く?」など、相手男性のことを聞いてみてください。
とにかく、さりげなく本音が聞ける状況にします。
そこで子どもの反応を見て、寄り添っていけるように交際を考えましょう。
嫌がったら別れる覚悟も
もしも、子どもが「パパなんていらない」「ママと2人がいい」や「〇〇さんは好きじゃない」と強く答えたら、相手の男性と別れる覚悟も必要です。
もしくは、相手の男性に子どもの気持ちをしっかり話し、結婚するのは子どもが大人になってからと伝えてあげましょう。
とても辛い判断にはなりますが、相手男性の気持ちが強ければきちんと待ってくれるはず。
待ってくれなかったとしても、それは縁がなかったと致し方ないことです。
やはりシングルマザーが恋愛するには、子どもを第一にして、子どもの気持ちにきちんと寄り添うことが最も大切なことです!
ここを理解した上で、恋愛をスタートさせれば、きっと素敵な恋愛ができると思います。
まとめ
今回はシングルマザーの恋愛心得5選をご紹介しました。
- シングルマザーの恋愛心得1 子どもを第一に
- シングルマザーの恋愛心得2 自分の気持ちにも素直に
- シングルマザーの恋愛心得3 遊びなら遊び、真剣なら真剣に
- シングルマザーの恋愛心得4 子どもに紹介は関係が深まってから
- シングルマザーの恋愛心得5 子どもの気持ちにきちんと寄り添う
シングルマザーの恋愛は確かに難しい部分があります。
ただ、子どもに対してきちんと向き合い、さらに素敵な相手男性に巡り会えれば、必ず今以上に幸せになれるはずです。
私は再婚し、ステップファミリーとなった今でも子どもの気持ちに寄り添い、子どもの気持ちを第一に考えています。
私は、ステップファミリーになったから安心のゴールではなく、その後もこの心得はずっと続かせないといけないと思っています。
この記事を参考に、シングルマザーのあなたが素敵な未来を手に入れることを願っています。
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