【経験談】ギャンブル依存のDV夫と共依存妻が離婚するまで【vol.3】

経験談

ここでご紹介するのは、私が経験したギャンブル依存のDV夫と離婚するまでのお話です。

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今回は元夫のギャンブルが発覚し、私がどんどん共依存へと追い込まれていくまでをご紹介しましょう。

ギャンブル夫を問い詰めた結果

私は元夫がパチンコ屋で子ども名義のお金を溶かしたことを知り、とんでもなく怒り狂っていました。

そして、彼にパチンコへ行っていたことを問い詰めたのです。

開き直った態度

子ども名義のお金をギャンブルで使ったんでしょう?と私は彼に話しました。

彼は最初「は?」とシラバックれていましたが、iPhoneの位置情報を見たことやタバコ臭い上着の話など、それ以外考えられない!と伝えました。

無言を貫いていた彼ですが、私があまりにも怒っていることを察して、ついにパチンコでお金を溶かしたことを認めたのです。

それはあまりにも開き直った態度…

彼が「俺が稼いだ金で生活してるだろ!」とDV男の常套句を口にしたところで、私は泣き崩れました。

謝罪の言葉

私は泣きじゃくり、将来に絶望しか見えていませんでした。

少し経ってから、その様子を見た彼は哀れな私に同情したのか、謝罪の言葉を発したのです。

そして、「もうしないから」と約束をしました。

そんな嘘みたいな約束を、当時の私は信じるしかできず、何とか彼が改心してくれるように、これがただの若気の至りであってほしい、と切に願いました。

しかし、残念ながらそう簡単にはいきませんでした。

まぁそりゃそうですよね…

ギャンブルをする→私が泣く→彼が謝る→約束をする→ギャンブルをする

この繰り返しが何度も何度も続くことになるのです。

ギャンブルをさせないために私がしたこと

結果からお伝えすると、私はこの後、元夫と共依存の関係になります。

ここからは、当時の私が必死に考えた、彼にギャンブルをさせないためにしたことをご紹介します。

しかし、これは残念ながら私たちの関係が悪化する原因となっていきました。。

それも知らずに、どんどん共依存関係に陥っていった当時の私の様子をご覧ください…

懇願する

1つ目は、懇願することです。

「とにかくギャンブルをやめてほしい」

私はそう頭を下げ続けました。

このままじゃ将来はどうなるのか、と不安を持っていることも伝えました。

しかし、私がどれだけ頼んだとしても、もうすでにギャンブル依存症状態であった彼は自分をコントロールできる訳もなく。。

当時の私は「頼めばギャンブルに行かないだろう」そんな風に思っていたのです。

お金を家に隠す

2つ目は、お金を家に隠す行為です。

彼はパチンコに行くお金が手元にない場合、私の財布に入っているお金やキャッシュカード、生活費を盗んでパチンコ屋に行っていました。

家に泥棒がいる、そんな状態です。

お金が見つけられない時は、本物の泥棒のように家を荒らし、何もかもをひっくり返しました。

そして、最終的には見つけ出し、それでパチンコに行きました。

私が留守の時はもちろんですが、私が家にいる時に「お金はない」と言ったとしても家の中を荒らして探すため、精神的にかなりきつかったです。

現金がない場合は、銀行のキャッシュカードを持ち出しました。

暗証番号は伏せていたのですが、「教えろ」と怒鳴られ、教えてしまう、それを何度も繰り返していました。

今当時を振り返っても、お金を自宅でずっと隠し続けるのはとてもしんどい行動でした。

赤ちゃんを育てている真っ只中だったので、初めての子育てプラス、お金を隠さないといけないと頭が一杯一杯になり、お金なくなっていないかな?と常にノイローゼ気味…

その後、自宅にお金関係のものを隠すことをやめ、実家に置いておくように変更しました。

常に監視

3つ目は、常に監視、です。

彼にパチンコ屋に行っていることを問い詰めた際、GPSアプリをiPhoneに入れたことを告げていました。

そのため、元夫はパチンコ屋に行く際にスマホの電源を切るようになっていたのです。

しかし、電源を切る=パチンコ屋にいることがわかったので、私は常に彼のスマホに電源が入っているかをチェックするようになりました。

元夫の仕事が終わる時間になると何度もGPSを確認。

自分がやらなきゃいけないことがあっても、彼の行動を監視することを優先していました。

スマホの電源を入れたまま、帰路を歩く彼のマークをスマホ越しに確認すると心から安心する、電源が切れて電話にも出ない、そんな日は頭が真っ白になる…

そうやって彼の行動に自分の情緒が振り回され続けました。

監視することで彼がギャンブルをやめることはないにも関わらず、私は自分の安心を得たいために監視を続けました。

しかし、このことでかえって自分の情緒が不安定になることもあり、さらに、彼への依存度がどんどん深くなっていったように思います。

力づくで止める

そして、4つ目は力づくで止める、です。

パチンコ屋に向かう彼に飛びつき、力づくで止めようと何度も試みました。

もちろんですが、一度も止められたことはありません。

ただ、何としても止めたかった。

当時の私は、パチンコに行かない夫にはまだ愛情を持っていました。

「私が彼を止められる」

そう本気で思っていましたし、パチンコに行っていない状態の彼は優しい時もあったからです。

しかし、この力づくで止める行動は全くの無意味で、ただ自分が疲弊するだけとなりました。

全てが悪い方向に

以上の4つをやったことで、私はとにかく精神的に追い込まれていきました。

肝心の元夫は、一切ギャンブルをやめていません。

無意味な私の行動、そして精神的に追い込まれた私。

そこで私は、どうしようもない彼を私が何とかしないといけない、そんな訳のわからない使命感を持つようになっていったのです。

きっと、彼を構うあまりに、「私が」彼をもっとマトモな人間に変えてあげなければ!と思っていたのでしょう。

この後、私と元夫との共依存関係はさらに悪化していくのでした…

まとめ

今回はここまでです。

私が元夫との生活のためにやっていたことでしたが、自分で自分の首を絞めることに繋がっていたなんて、、これには全てが終わってからやっと気づくことができました。

今、同じ状況下にある人で、私と同じように試行錯誤しながら、この地獄から抜け出そうとしている人もいるかもしれませんね。

この記事がそんなあなたの参考になればいいなと思って、書いています。

ぜひ次回以降の経験談もご覧ください!

あなたのお悩みが少しでも解決に向かいますように!

 

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