ボリューム1から続く、私の経験談。
今回はギャンブル依存でDV夫から共依存妻が離婚するまでのボリューム2を投稿します。
前回の記事から読んでいただけると、話の流れがわかりやすいと思うので、どうぞこちらをご覧ください!
今日は子どもを出産してから、元夫のギャンブル依存が発覚するまでをまとめます。
出産後のモラハラ
私は、彼の問題行動にとんでもなく疲弊していました。
しかし、彼は子ども好きで、自分の子どもが誕生することは心待ちにしていました。
さらに、自分は子どもが生まれたら変わる、変われると何度も言っていました。
私はその言葉をどうしても信じられずにいましたが、信じるしか道がなく、彼の情緒が落ち着くことを心から願っていました。
しかし、私が無事子どもを出産した当日、今後の生活が心底心配になる出来事が起こったのです。
個室で出産した私は、産婦人科のお医者さんから「これから子育てで大変だから入院中くらいはゆっくりしなさい」と母子別室を勧められ、1人で産後の生活を送っていました。
そこに彼がやってきて、「どうして子どもと一緒に過ごさないのか?」「お前には母親の自覚がないのか」と激しくなじってきたのです。
お医者さんも入院中くらいは休んでと母子別室を勧めてくれているし、他の人もそうしていると話しましたが、彼は怒り狂うばかり…
そして、産後初日の私を置いて自宅に帰っていきました。
私はすぐに彼の言う通り、お医者さんに母子同室を希望し、子どもと一緒に個室で過ごすことにしました。
そこでやっと彼の怒りを静めることができたのです。
子どもはとても可愛く、出産自体はとても幸せな経験でしたが、私はこれから先、彼と一緒に子育てすることに大きな不安を抱くようになりました。
夫のギャンブル依存症が発覚
退院後は子育てに追われ、彼の帰りが遅くなっても気にしない毎日を送るようになりました。
自分にしか守れない存在がいると思うと、彼に振り回されている場合ではないと引き締まる想いが出てきたのです。
さらに、私の母が子どもの手伝いのために自宅に来てくれるようになり、彼の態度も少しずつ変わっていく気がしていました。
ちなみに、この時、私の家族や友人は元夫のことを良い人間だと信じていました。
彼の外面がとても良かったためです…
通帳の残高が…
そんなある日、私は子どものために貯めていた子ども名義の通帳を持って、出産一時金の残りを入金しに銀行へ向かいました。
そこには、私の家族親族や友人からもらったお祝い、私が学生の頃に貯めていたバイト代が入っていました。
私はATMに通帳を差し込みました。
そこに写ったのは、残高数千円の文字でした。
私が知る限り100万円近くのお金がそこに入っているはずでした。
久しぶりにその通帳を使ったので、お金が減っていることはあり得ません。
そんなはずはない、私は何度も通帳を確認しました。
そして、ふと彼の顔が思い浮かびました。
その瞬間、私の目の前が真っ暗になりました。
何を考えることもなく、ただただ涙が溢れました。
体の力が全て抜けるような、心臓が張り裂けるような、夢を見ているような、初めての感覚でした。
涙の話し合い
流石にこれは許せない、強い怒りが込み上げてきた私は彼を問い詰めました。
泣きながらどうしてくれるんだと叫びました。
彼はイラッとした表情を浮かべ、何も発しません。
私はしつこく問い詰めました。
何に使ったんだ、この通帳をいつから隠し持っていたんだ、暗証番号はどうやって知ったんだ、なんでこんなことができるんだ…
彼はその問いには、一つも答えず、また家を出るだけでした。
GPSでパチンコ通いが発覚
子どもが生まれても、何も変わらなかった…
私は、このお金が何に使われたのか、とにかく知りたかった。
だから、彼の持つiPhoneにこっそりとGPSアプリを入れたのです。
仕事が終わるであろう時間帯に、そのアプリをじっと見つめました。
彼は職場から離れると、自宅へは向かわずに近くの繁華街へ向かっていきました。
そして、ある場所で止まり、ずっと動きません。
その場所は…パチンコ屋だったのです。
私の頭の中で、点と点が繋がりました。
タバコ臭い上着(当時パチンコ屋は打ちながらの喫煙OKでした)、度重なる金銭トラブル、友人から返ってきたという10万円単位のお金、子ども名義の口座からなくなった多額のお金…
きっと嫌なことがある度に、私と喧嘩する度に、パチンコ屋に行き、お金を溶かしていたんだと。
数日帰ってこなかった中には、浮気もあったかもしれません。
ただ確実なのは、私がGPSで監視するようになって以降、彼の帰りが遅い日は決まって毎回パチンコ屋に行っていたということです。
まとめ
今回はここまでにします。
産後のモラハラはここには書ききれないほどにあったのですが、本当にきつかった、、、
通帳からお金がごっそりなくなっていたのも、かなり辛い経験でした。
そして、ギャンブル依存を知って以降の生活は、この時以上に辛く苦しいものでした…
その内容は、次以降の投稿でご覧ください。
一連の経験は辛いものではありましたが、私は今も元夫と結婚したことに後悔はしていません。
それはやっぱり子どもの存在があったからです。
もしこの記事を見てくれているあなたが、当時の私と同じ境遇にあるのであれば、自分と子どもを何よりも大切に守ってください。
この記事が誰かの参考や助けになりますように…
コメント